相手が100%悪い!怒りを感じたときの対処法
2018年2月24日
若松えり子です
~誰でも、
「誰がどう見ても、
向こう(相手)が悪いでしょ!」
ってこと、あると思います。
そんな時、
「いかに自分の方が正しいか」を
相手にぶつけてしまいがち、ですが、そんな時こそ、冷静に。
「感情優位」な状態では、
相手には、「この人、怒ってんだな」としか伝わらず、一番伝えたいことが、伝わらない
なんてことが起きます。
そんな時には、
是非、一拍置いて、「理性優位」な状態にしてください。
よく、団体競技の選手が
「アンガーマネジメント」ってしてるそうですが、
「6秒ルール」って聞いたことありませんか?
怒りのピークは実は、6秒でおさまるのだそうです。
ので、
沸騰した状態では、何も解決するどころか、
火に油を注いでしまいますので、
そんな無駄にエネルギーを使うよりも、
とにかく、冷静になることが必要ですね。
☆
戻ってきたもの(事象)を見れば、
自分がどんなもの(エネルギー)を出したのか
が、わかります。
今、目の前に映ってる、見えている事象は、
紛れもなく、自分自身が出したもの。
これが、
ちゃんと、しっかり受け容れられるかどうか
魂が成長できるかどうかは、ここなんです。
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火のないところに、煙は立たない
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と言われるように、
相手が100%悪くて、自分の非は0%なら、
煙が立つことは絶対にありません。
原始時代のように、
石と石をカチカチしたり、
木板に木棒を立ててクルクル回すと、
その接点から、火花や煙が立ちます。
接点が無いなら、煙が立つなんてことはないのです。
火花や煙が立っている事象を見ているのなら、
たとえ、
「誰がどう見たって、向こうが悪いでしょ!」
という状況だとしても、
自分自身にも、0.1%でも非があるのかもしれない
と、冷静に自己分析することが大事なのです。
ここで、注意したいのが、
自己卑下してしまうのは、違う。ということ。
自己卑下は、ただ単に、「逃げ」になります。
ただ面倒なだけで、自分としっかり向き合おうとしていないのです。
自己分析は、端折れない大事なプロセス。
冷静に、自己分析をすることで初めて
「深掘り」ができます。
以前にも書いたことですが、
トランス・パーソナル心理学では、
人の心の発達段階を大きく3段階に分けています。
↓↓↓
1)「プレ・パーソナル」
自我を確立する前の、心理的に未成熟な段階
↓
2)「パーソナル」
「思いどおりにならないことへの耐性」を獲得し、地に足を着けて、現実に働きかけていけるようになる、自我を確立する段階
↓
3)「トランス・パーソナル」
人格的に高いレベルの成熟を成し遂げる段階
(精神的な自由を獲得した境地ともいえる)
これは、
自我を超えていく段階であり、
日々の生活にスピリチュアリティを体現している段階とも言えます。
で、
「プレ・パーソナル」(未熟な段階)の人は、
「自我の境界線」が弱いので、
無意識からのイメージにも侵襲(生体を傷つけること)されやすく、
そのため、
ニューエイジ系のセミナーやメソッドを経験する中で神秘体験をすることがあるのですが、
「これをありがたがってはいけない」、と
トランスパーソナル心理学者の
ケン・ウィルバー博士が、言っています。
なぜなら、
神秘体験に囚われてしまうことは、心の発達・成長の妨げになるからです。
つづきは、是非こちら
「鏡の法則とワンネスについての正しい理解」
を読んでみてください。
⇒ https://chiisananiwacom.wordpress.com/2017/10/26/
「内側と外側は、ワンネス」
目の前に映った、モノコトヒトはすべて、
自分の中に在るモノコトヒトだから。
それが、受け容れられるかどうか
なのです。
では、今日は、この辺で~
あわてない、あわてない、
一休み、一休み^^