108つの煩悩とは?

若松えり子です

いよいよ、2019年も
残すところあとちょっととなりましたね。

今日は大晦日ですが、
今年の汚れ、今年のうちに。

大掃除は終えられましたか?

大掃除は実は、30日までに終わらせとくと
いいのだそうです;


なぜなら、

歳神様は、31日の朝にいらっしゃるから。

(元旦じゃないのですね!)


ですので、

本来は、30日までに大掃除を終わらせ、
31日と元旦は、大掃除はせず、

心身や家をきれいにした上で、
静かに、神様を迎える

のが、いいのだそうですが、、

忙しい現代人。

そうもいかなかったりしますよね?


元旦の大掃除は、
できれば避けたいところ。


では、なぜ元旦の大掃除だけは
避けたほうがいいかと言うと、


年末に大掃除をしていなくても
来てくれた、心の広い歳神様を
掃き出すことになってしまうから。


なんです。

自分が、神様だったら、嫌ですよね笑


せっかくお呼ばれして来たものの、
もてなしどころか、
みんな掃除してて、こちらを見てない;
挙げ句の果てには、掃き出される;

だなんて;


新年早々運気ダウンにつながってしまうので

大掃除ができなかったかたは、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
元旦の掃除は避け、厳かに過ごして、
掃除は、2日以降にしましょう。



そして、今宵。

108つの除夜の鐘が撞かれます。



この「108」という数の由来については、
諸説ありますが、
一番よく知られているのが、

「煩悩の数」

と言われています。


その「煩悩」とは、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
眼(げん)
耳(に)
鼻(び)
舌(ぜつ)
身(しん)
意(い)


の六根のそれぞれに、

「好・悪・平」があって18類、

この18類それぞれに、

「浄・染」の2類があって36類、

この36類を、

「前世・今世・来世」の三世に配当して

「108」


そして、


除夜の鐘は、
旧年中に「107」の煩悩を払い、

新年に変わってもう一つ、
「煩悩」に煩わされずに一年を過ごせるように
と願って、一つ撞かれるのです。


人間には、「煩悩」は付きもの。


ですが、

この「煩悩」に惑わされずに、

いかに、

「自分の中心にいる(自分軸)」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ことができるか。


掃除・断捨離ができないのも、

「煩悩」です。


瞑想し、自己内観を深めることで、

この「煩悩」に惑わされずに、

自分自身の豊かな人生を送ることができます。


あと、数時間で、
除夜の鐘が鳴り響きます。


鐘の音を聴きながら、

自分の煩悩を観て、

消化・浄化・昇華 させましょう。



新元号「令和」がスタートした2019年
新しい時代の幕開けは、
あなたにとって、どんな年でしたか?


そして、2020年は、どんな年にしましょうか☆


能動的に、主体的に、

自分との信頼関係を深めて、

 自分の人生を創造していきましょう!



本年も大変ありがとうございました。

また、来年も
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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