108つの煩悩とは?
2019年12月31日
若松えり子です
いよいよ、2019年も
残すところあとちょっととなりましたね。
今日は大晦日ですが、
今年の汚れ、今年のうちに。
大掃除は終えられましたか?
大掃除は実は、30日までに終わらせとくと
いいのだそうです;
なぜなら、
歳神様は、31日の朝にいらっしゃるから。
(元旦じゃないのですね!)
ですので、
本来は、30日までに大掃除を終わらせ、
31日と元旦は、大掃除はせず、
心身や家をきれいにした上で、
静かに、神様を迎える
のが、いいのだそうですが、、
忙しい現代人。
そうもいかなかったりしますよね?
元旦の大掃除は、
できれば避けたいところ。
では、なぜ元旦の大掃除だけは
避けたほうがいいかと言うと、
年末に大掃除をしていなくても
来てくれた、心の広い歳神様を
掃き出すことになってしまうから。
なんです。
自分が、神様だったら、嫌ですよね笑
せっかくお呼ばれして来たものの、
もてなしどころか、
みんな掃除してて、こちらを見てない;
挙げ句の果てには、掃き出される;
だなんて;
新年早々運気ダウンにつながってしまうので
大掃除ができなかったかたは、
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元旦の掃除は避け、厳かに過ごして、
掃除は、2日以降にしましょう。
そして、今宵。
108つの除夜の鐘が撞かれます。
この「108」という数の由来については、
諸説ありますが、
一番よく知られているのが、
「煩悩の数」
と言われています。
その「煩悩」とは、
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眼(げん)
耳(に)
鼻(び)
舌(ぜつ)
身(しん)
意(い)
の六根のそれぞれに、
「好・悪・平」があって18類、
この18類それぞれに、
「浄・染」の2類があって36類、
この36類を、
「前世・今世・来世」の三世に配当して
「108」
そして、
除夜の鐘は、
旧年中に「107」の煩悩を払い、
新年に変わってもう一つ、
「煩悩」に煩わされずに一年を過ごせるように
と願って、一つ撞かれるのです。
人間には、「煩悩」は付きもの。
ですが、
この「煩悩」に惑わされずに、
いかに、
「自分の中心にいる(自分軸)」
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ことができるか。
掃除・断捨離ができないのも、
「煩悩」です。
瞑想し、自己内観を深めることで、
この「煩悩」に惑わされずに、
自分自身の豊かな人生を送ることができます。
あと、数時間で、
除夜の鐘が鳴り響きます。
鐘の音を聴きながら、
自分の煩悩を観て、
消化・浄化・昇華 させましょう。
新元号「令和」がスタートした2019年
新しい時代の幕開けは、
あなたにとって、どんな年でしたか?
そして、2020年は、どんな年にしましょうか☆
能動的に、主体的に、
自分との信頼関係を深めて、
自分の人生を創造していきましょう!
本年も大変ありがとうございました。
また、来年も
どうぞ、よろしくお願いいたします。