精神的に自立しているか、いないか、
2016年8月15日
若松えり子です。
4年に一度の平和の祭典、リオオリンピックの盛り上がりに、わたしも歓喜の真っ最中ですが、
今日は、終戦記念日でしたね。
1964年に開催された東京オリンピックの24年前、1940年のオリンピック開催地も東京に決まっていたのだそうですが、
日中戦争の影響等から日本政府が開催権を返上、実現には至らなかったのだそうです。
その時代のオリンピック出場候補だった選手たちは、試合中に召集令状が来て、次々と戦争に駆り出され、多くの人達が命を落とした・・
終戦から71年目の今日。
まだ70年しか経っていないなんて・・戦争を知らない世代からは、考えられない話ですね。
ですが、これも地球や地球人の魂自体のアセンション(次元上昇)するに組み込まれた宇宙のシナリオなのでしょう。。
話をリオに戻しまして、
日本選手で最初に金メダルを獲得した萩野選手に始まり、いろいろな日本人選手の活躍に感動をもらいましたが、
わたし個人的には、自分自身が学生時代、体操部だったこともあり
体操女子団体のキャプテンとしてチームを引っ張った寺本選手のうれし涙が印象的でした。
惜しくもメダルには届きませんでしたが、
「この五人はどんなメンバーでしたか?」というインタビューに
「最高です!本当に大好きです」と達成感に満ちた笑顔に、元気をもらいました。
寺本選手も言ってましたが、結果はどうであれ、みんなでやり終えたことに感動した、と。
ここでラグビーの精神、
One for All , All for One
一人はみんなのために みんなは一人のために
昔、「スクールウォーズ」というドラマで、山下真司さん扮する滝沢先生が言ってた、有名な言葉。
わたしもすごーく好きなドラマ^^で、ずっとそう信じてきた言葉でしたが、、どうやら違うらしいのです。(?!)
元全日本監督、平尾誠二氏によれば、この言葉の訳は間違って伝わっているとの事・・・。
「All for One」の「One」とは「一人」という意味ではなく「勝利」を意味する“ Victory ”である、と。
よって、「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」が正しい、のだそうです。
どんなに優秀な選手でも、一人でできることには限界がある。
しかし、チームになれば「1+1」が「3」にも「5」にもなる。
が、そこには前提条件があって、、
それは「一人ひとりが『自立』している」ことが必要だ、と。
つまりは、チームの一員として、他のメンバーに寄りかかったりせず、一人ひとりがきちんと自分の足で立っていること。
お互いアマチュアな気持ちで、もたれかかっていても「相乗効果」は得られない。
チームプレイの本質である「相乗効果」とは、一人前以上のプロフェッショナルが集まった時にしか発揮されない。
チームという括りでなくても、個人でも、人から頼られるときに、
「自立している人」から頼られるとうれしくなるけど、
「自立していない人」から頼られると負担に感じませんか?
「頼る」こと自体が悪い、と言っているのではなく寧ろ、どんどん頼ったらいいと思うのです。
が、
精神的に自立しているか、いないか、が重要だということです。
よく、車に例えた話をセッションでお話させていただくのですが、
車体が自分の身体で、その中に入っているのが自分の魂だとすると、
運転席に座っていなければ、アクセルも踏めず、先に進めませんよね。
助手席に座っていては、宇宙も手をかせない、助けてあげられないのです。
何故なら、助手席には責任がないので、魂が成長できないからです。
わたし達は、魂の成長のために生まれてきていますから、
自分の人生は、自分でハンドルを握り、自分でアクセルを踏み、自分の人生の道を進む。
自分の人生という道を、自分で責任を持って運転する。
運ぶ命と書いて、運命。
自分の命は、自分で運ぶ。
ですから、
ブレスレットなどのヒーリンググッズやお守りなども、あくまでもサブ的なものであり、
メインは、自分自身だ、ということです。
自分は、どう在りたいのか、どうなりたいのか、を明確にし
自分の人生の責任は自分でとり、自分の車(肉体)を、自分で運転する人にだけ
宇宙からの「助け」が必ず来ますから。