人からの影響を受け過ぎたときの対処法

若松えり子です

8月に入り、こちら東京も、うだるような暑さに、エアコンが欠かせませんが、
適度なエアコン、小まめな、塩分・水分補給、
無理をしないように気をつけたいものですね。

・・ついガマン、が命取りです。

「適度なエアコン」で、思い出しましたが、
クライアントさんの話でも、

同じ職場に、
もの凄い「暑がり」の人がいて困っている、



とのことで、お話を伺ってますと、、

寒いと感じたので、
エアコンの温度を上げに行くと、
その「暑がりさん」から、

「ちょっと!!上げないでくれるッ?!」

と、ものすごい剣幕で、言われてしまう・・

この同じ部屋にいる誰もが、
「寒い」と感じているのに、
そのすごい剣幕に、気負けしてしまう・・。

結局、

その人の言いなりになってしまい、
その人一人のために、
みんなが「ガマン」を強いられる。

このままで良いわけない、ですよね。

「何も言わない(言えない)」のは、
返り血を浴びたくないから?

正義感で言う必要は全くないです。

ただ、自分が「寒いので」と、「普通に」伝えるだけ。

このままでは、体に支障をきたすかもしれません。
もし、その部屋にお年寄りがいたら、その「暑がりさん」は、どうしたでしょうか・・

〜冷房の効き過ぎは、
いろいろとマイナスを生むようです。

慢性的な冷えや肩こり、頭痛やだるさ、
生理痛などの原因になることはよく知られていますが、

寒いオフィスは、
身体の不調を生み出すだけでなく、

実は、仕事の生産性にも関係している、と。

アメリカのコーネル大学が、
オフィスの室温と生産性について行った
研究によると、

室温を20度から25度に上げると、
キーボードの打ち間違いが44%低下し、
仕事の生産性は150%上昇した。

(「Washington Post」より翻訳引用)

とのデータがあるのだそうです。

冷房の効き過ぎが、生産性まで下げるとは・・。

その原因について、
体温が下がると、人間の身体は暖かさを保つことにエネルギーを消費します。
そのため、
集中力やひらめき、洞察力のための
エネルギーを阻害してしまうのだそうです。

冷房の効き過ぎは、
冷房代もかかる上、地球にもやさしくない。

寒さ対策にエネルギーを奪われ、
肝心の仕事に支障が出るなんて、、。

さらに興味深いのが、

寒いオフィスは、
人間関係にまで悪影響を及ぼすという説です。

人間は「寒い」と感じると、
周囲の人について「寛容さや思いやりの度合いが低い」と感じるのだそうです。

なぜなら、

心理学者たちによれば、
脳内で「温度を感じる大脳皮質」の部分が、
他人への「信頼」や「共感」する部分と同じであるため。

(「FAST COMPANY」より翻訳引用)

と。
冬に、何だか寂しいような気持ちになるのは
こういうわけか、と感心したのはさておき、

つまり、
寒いオフィスは、

「孤独」を感じやすく、
「チームワークが築きにくく」なり、
仕事に悪影響である、というわけです。


〜必要以上の「ガマン」は、
誰の為にもなりません。

人間関係のトラブルの多くは、
「コミュニケーション不足」から起こります。

〜人から言われたことや、人からの態度で
落ち込んでしまったり、モヤモヤしたり、、

「人からの影響」を受け過ぎてしまうこと
って、誰しもあると思うのですが、

前置きが長くなりましたが、
そんな時、どうすればいいのか。

ご受講生から、
とても良いご質問をいただきましたので、
シェアさせていただきたいと思います。

C様よりーーーーーーーーーーーーーー

新しく興味を持って始めてみたことに対し、
習っている途中でやっぱり私には向いてなかったかな、、と落ち込んでしまうときがあるんです。

例えば、
先生の仰ることがすぐに理解出来ず、
先生に「イラッ」とされてしまったときや、
指導や注意を受けたときに何日か引きずるくらい落ち込んでしまって、
私には向いてなかったかな・・
やらなくても良かったかな・・・
と、モヤモヤしてしまいます。

その時は、
やってみたいな、と思っても、
私は本当にこれをやりたかったんだろうか、、
本当に興味があったんだろうか?
やってみたいことが他にあったのでは?
と後からモチベーションが下がってしまうんです。

自信喪失して、習うことが億劫になり
楽しめなくなってしまって・・・
こんな時、
どうすれば気持ちを立て直すことが出来るんでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーー

これはですね、

先生とご自身との
セパレーション(自他境界線)」が
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
うまくできていないが為に、
相手の影響を受け過ぎてしまっているのですね。

つまり、
相手の「感情」を、
受け取ってしまっているのです。

その人の「感情」は、その人のもの。

自分のものではないのです。

こう考えてみてください。

(自分のせいで)
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
先生をイラッとさせてしまった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
のではなく、

(虫の居所が悪かったのか)

先生ご自身が(余裕がない為に)イラッと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
しただけで、自分には関係がない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

この虫の居所、

先生の「表面的な部分」ではなく、
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「奥行き」を見るようにしてみてください。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

これを、
「5次元で観る」とか、「多次元から観る」
という言い方をしています。

例えば、

先生のその性格は、
「幼少時の親からの愛情不足」等によるものかもしれないなぁ、

じゃぁ、すぐにイラッとしたりするのも
しょうがないのかもしれないなぁ。

先生がイラッとなったきっかけは、
確かに、自分かもしれないけれど、

あくまでもきっかけであり、

自分が悪いわけではない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
のですね。

そして、こんな見方もできます。

ご自身の中に、

「私は、人より理解が遅い」または、
「私は、相手をイラっとさせてしまい易い」

そんな風な「思い込み」が、、

「理解が遅いと、ダメな人間」
「相手をイラっとさせちゃダメ」

と、言う具合に、

自分に「制限」をかけていることに
繋がっているのですね・・。

この「制限」が
    ̄ ̄ ̄ ̄
人間関係がスムーズにいかない元
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
となっているので、
この「制限」がなくなれば良いわけですね。

では、これらの「制限」を
どうやってなくす、解放する、のか。

これを、

12ステップの本講座でガッツリ、
独自のメソッドを使い具体的にワークしていくのですが、

とにかく、

まずは、自分の中の「制限」を見つける。
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
のに、「瞑想内観」は、必須です。

なぜなら、

自分の中の「制限」がよくわかってないのに、
その「制限」を外すのは、無理だからです。


自分の中に、どんな「制限」が入っているか。

「制限」が認識できて、初めて外せるのです。


この作業をする為に、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
宇宙が、いろんな事象を演出してくれている
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
のですね、実は。


相手がいるから、「気付き」が得られる
気付けたら、感謝をし、
自分自身にゆるしを出し、
統合の意識に持っていき、
相手に映っているのは、自分の一部だと、
認め、受け容れ、愛して、ゆるす。

そして、
自己受容、自己肯定、自己信頼
を高め、

自分の目に映る事象は、すべて「自分育て」と、
日々、ありがたい、と、
感謝のエネルギーを撒きながら行動する、
経験を積ませてもらっている、
という気持ちでいると、
その高い「周波数帯」がだんだん色濃くなって、
振動し、伝わっていき、
周囲が変わっていくわけですね。。


〜話を戻して、冒頭の、
もの凄い「暑がりさん」の話。

〜〜ですので、

例えば、
「自分は、気が弱い」
「気の強い人は、苦手」
と言う思い込みがあれば、

宇宙が、わざわざ、
気の強い人を、自分の目の前によこして、

「どんな人にでも、しっかり
 自分の意見を言える・練習」を届けている、

と言うこと。

宇宙は、大演出家なのですね〜

そして、

「私」一人一人が、主演俳優(女優)

と言うことですね。
この「地球」と言う舞台の。

大丈夫!
その時、うまくできなかったとしても、
灰皿飛んでこないから!笑
(↑故・蜷川幸雄エピソードより)

焦らない、焦らない、

一休み、一休み☆

PAGE top

Top